バージョン 16 から バージョン 17 における更新: LocalizationTools

差分発生行の前後
無視リスト:
更新日時:
2010/07/22 16:37:09 (7 週 前)
更新者:
dynamis
コメント:

--

凡例:

変更なし
追加
削除
変更
  • LocalizationTools

    v16 v17  
    1 = Localization Tools = 
     1このぺーじは modest に移動しました: 
    22 
    3 Mozilla アプリケーションの L10N (日本語化) 作業のために必要な、スクリプトなどをひとまとめにしたものを Localization Tools (通称 lot) と呼んでいます。 
    4  
    5 日本語版の共通言語リソースから Windows/Linux 用の ja ロケールと Mac 用の ja-JP-mac ロケールのリソースを自動生成したり、言語リソースファイルの構文チェック、用語チェック、文字チェック、英語リソースとの比較、マージ、テスト用言語パック作成などのために、この lot を使用します。 
    6  
    7  
    8 == ダウンロード == 
    9  
    10 lot は言語リソースと一緒に [http://svn.mozilla.l10n.jp/trunk/lot/ L10N SVN] ([/browser/trunk/lot Trac で参照]) にコミットされており、以下のコマンドで取得できます。 
    11   svn export http://svn.mozilla.l10n.jp/trunk/lot/ 
    12 あるいは、[http://ftp-developer.mozilla-japan.org/pub/mozilla-japan/l10n-tools/development/ FTP サイト] に zip したものがあるので、ダウンロードしてください。 
    13  
    14 note: zip ファイルの名前の revXXX はパッケージ元の SVN リビジョンを表しています。 
    15  
    16  
    17 == 動作環境 == 
    18  
    19 lot の実体は [http://ant.apache.org/bindownload.cgi Apache Ant] のスクリプトと、それを介して呼び出す Groovy スクリプトです。Groovy などの必要なライブラリは lot に同梱しているため、[http://ant.apache.org/manual/install.html#sysrequirements Ant の動作要件]を満たす環境であれば OS を問わずに利用できます。 
    20  
    21 一部の処理では svn や diff などの外部コマンドを呼び出すため、作業内容に応じて必要なコマンドを揃えてください。多くの処理は JRE 1.5 以降と Ant 1.7.0 以降だけで十分ですが、全ての処理を実行するには以下の環境が必要になります。 
    22  
    23  * Apache Ant 1.7.0 以降 
    24  * JDK 1.5 以降 
    25  * Subversion 
    26  * diff 
    27  
    28 == 使い方 == 
    29  
    30  
    31 一般的な Ant ビルドスクリプト同様に、以下の構文で実行します。 
    32  
    33   ant ''target1'' ''target2'' -D''property1''=''value1'' -D''property2''=''value2''[[BR]] 
    34     ''target'': ターゲットと呼ばれる、ビルドスクリプトで定義した処理名。複数書けば書いた順番に処理される。[[BR]] 
    35     -D''property''=''value'': プロパティと呼ばれる、ビルドスクリプトで使用する変数の名前と値を -D オプションで指定できます。 
    36  
    37 コマンド実行例: 
    38  
    39 {{{ 
    40 ant convert 
    41 }}} 
    42 src/l10n/ja ディレクトリの日本語共通ファイルを元に l10n/ja, l10n/ja-JP-mac ディレクトリに Windows/Unix 用と Mac 用のファイルを生成する。 
    43 {{{ 
    44 ant auto convert 
    45 }}} 
    46 上書き確認などをせずに全自動で l10n/ja, l10n/ja-JP-mac ディレクトリのファイルを生成する。 
    47 {{{ 
    48 ant auto noerrorcheck nocompare convert 
    49 }}} 
    50 上書き確認も構文などのエラーチェックも英語との比較もせずに l10n/ja, l10n/ja-JP-mac ディレクトリのファイルを生成する。 
    51 {{{ 
    52 ant compare 
    53 }}} 
    54 l10n/en-US ディレクトリの英語ファイルと l10n/ja, l10n/ja-JP-mac ディレクトリの日本語ファイルを比較してエンティティの過不足や重複、アクセスキーの違いなどを確認する。 
    55 {{{ 
    56 ant merge 
    57 }}} 
    58 l10n/en-US ディレクトリの英語ファイルと l10n/ja, l10n/ja-JP-mac ディレクトリの日本語ファイルを比較してファイルとエンティティの過不足を自動マージする。 
    59 {{{ 
    60 ant insertnew 
    61 }}} 
    62 l10n/en-US ディレクトリの英語ファイルと l10n/ja, l10n/ja-JP-mac ディレクトリの日本語ファイルを比較して足りないファイルとエンティティを自動マージする。日本語ファイルだけにあるエンティティは残されるため、Nightly ビルド用の言語パック生成時にはこちらが便利。 
    63 {{{ 
    64 ant auto pack 
    65 }}} 
    66 l10n/ja, l10n/ja-JP-mac ディレクトリのファイルを元に Firefox の言語パックを dest/langpack ディレクトリに作成する。 
    67 {{{ 
    68 ant auto pack -Dtargetapp=fennec 
    69 }}} 
    70 Fennec (Mobile Firefox) の言語パックを生成する。 
    71 {{{ 
    72 ant auto convert insertnew pack 
    73 }}} 
    74 足りないファイルとエンティティを英語ファイルからを日本語ファイルにマージした言語パックを生成する。 
    75 {{{ 
    76 ant auto buildfx 
    77 }}} 
    78 src/l10n/ja ディレクトリのファイルを元に l10n/ja, l10n/ja-JP-mac ディレクトリに Windows/Unix 用と Mac 用のファイルを生成し、更に Firefox の言語パックを dest/langpack ディレクトリに作成する。[[BR]] 
    79 このコマンドは ''ant auto clean convert pack'' と(ほぼ)同じ。 
    80 {{{ 
    81 ant auto buildfe 
    82 }}} 
    83 同様に Fennec の言語パックを作成する。 
    84 {{{ 
    85 ant update-lot 
    86 }}} 
    87 Localization Tools を最新版に更新する。但し、src/l10n/ に L10N リポジトリがチェックアウトしてある必要があります。 
    88  
    89 一般的な L10N 作業における使い方は、実際の L10N 作業手順を説明しているページ中を参照してください。 
    90  
    91  * [UpdateLocalization 日本語リソースを更新するには] 
    92  * [SyncLocalization 最新の英語リソースと同期させるには] 
    93  * [ReleaseProducts 製品リリースに向けて] 
    94  * [CustomizeLocalization カスタム言語パックの作り方] 
    95  
    96 その他の利用方法については ''ant help'' コマンドで出力されるヘルプ、''ant -p'' コマンドで出力されるターゲット一覧、''ant examples'' コマンドで出力されるコマンド例などを参照してください。勘のいい人なら何となく分かるかと思います。 
    97  
    98 毎回 -D オプションでプロパティを指定するのが面倒な場合は config/lot.conf や config/langpack.conf ファイルに書かれている初期設定値を書き換えてください。これらのファイルは update-lot 実行時には上書きされてしまうので、それを避けたい場合は config/user.conf を作成してそのファイル中で指定してください。 
    99  
    100 分からなければ頑張ってビルドスクリプトを解読するなり、IRC や Skype などで問い合わせてください。 
    101  
    102  
    103 == よくある質問 == 
    104  
    105 Unable to locate tools.jar. Expected to find it in ... といった警告メッセージが表示される:: 
    106   JDK ではなく JRE をインストールして Ant を実行すると表示されるエラーです。今のところ、通常のローカライズ作業範囲内のターゲットでは tools.jar (JDK) に依存するタスクを使用しておらず、動作に支障はないと思われます。[[BR]] 
    107   但し、JRE 上での実行は推奨しておりませんし、将来的には JDK に依存するタスクを常用するようになる可能性もあります。 
    108  
    109 ... src/l10n/ja not found. といったエラーメッセージを表示して BUILD FAILED になる:: 
    110   lot には言語リソースファイルを同梱していません。以下のコマンドで言語リソースを取得してからご利用ください。 
    111     svn export http://svn.mozilla.l10n.jp/trunk src/l10n 
    112   日本語リソースを書き換えてサーバにコミットする予定がある場合、[UpdateLocalization 日本語リソースを更新するには]ページに記載の通り 
    113     svn checkout svn+ssh://svn.mozilla.l10n.jp/usr/local/var/svn/l10n/trunk src/l10n 
    114   といったコマンドで取得してください。 
    115  
    116 ... src/l10n/lot/src/l10n/ja not found. といったエラーメッセージを表示して BUILD FAILED になる:: 
    117   src/l10n/ に言語リソースをチェックアウトすると一緒に lot もチェックアウトされますが、それは使わないでください。src/l10n/lot ディレクトリにチェックアウトした lot ではなく、最初に export した上位ディレクトリの lot で実行してください。 
    118  
    119 Windows 環境で svn: Can't create tunnel: Resource temporarily unavailable といったエラーが出る:: 
    120   Windows Defender と Cygwin の相性が悪いとか、rebaseall で直るとかいわれていますが、正確な原因と対策は不明です。[[BR]] 
    121   何度か実行していれば時々正常に実行されるので、解決するまでは取り敢えず何度か実行してみるか、TortoiseSVN などのツールを試すなどしてみてください。[[BR]] 
    122   解決策求む! 
     3https://dev.mozilla.jp/l10n/lot/